★あなた自身もプレゼンテーションのツールのひとつです
知り合いの大人女子が次のようなことを言っていました。
「最近の女子は、プレゼンテーションのとき、いつも黒スーツのような気がする」。
就職活動でも黒スーツ、プレゼンテーションでも黒スーツ……。
黒スーツはワーキングウーマンの免罪符になっているようだ。
若い女性ほど、
黒色に対する何かしらの信頼があるように見受けられる。
ちょっとした会合に出るときにも黒のコーディネートが多い。
若い女性どうしの集まりであるなら黒を着ていけばおしゃれに見えるということもあるのだろう。
しかし、日本人でほんとうに黒が似あう人は意外に少ないことはあまり知られていないようだ。
パーソナルカラーでいえば、ウインタータイプの人。
黒でも自分自身の存在感が消えることは少ないはずである。
ほかのカラ―タイプ(スプリング、サマー、オータム)の人の場合は印象操作が難しくなる。
プレゼンテーションのファッションのポイントは、考えることである。
プレゼンの内容を考えたうえでファッションを選択する必要がある。
たとえば、私の場合、ファッションに関するプレゼンがほとんどなのでプレゼン内容に合わせた服を着用する。
そうすれば、プレゼン中に「たとえば、今日、私が着ている服のような……」と話題にできる。
プレゼンに臨むときはじぶんのファッションもビジネスツールのひとつとして考える。
加えてこだわりの小物を持つのも有効である。
何かひとつ、会議の席で身のまわりにじぶんらしさを映す小物を置く。
私の場合はオレンジ色の小物にしている。
オレンジ色のペンケース・名刺入れ・眼鏡ケースなどである。
理由は、オレンジは私のマインドカラ―であるからだ。
オレンジを持つことで私もパワーが得られ、相手に与える印象操作もしやすくなる。
自分のマインドカラ―の小物をひとつ、用意することをお勧めする。
ファイルやペンなどのステーショナリーグッズ、書類を出すビジネス用のバッグ、時計……。
プレゼン中などに仕事相手が見える視界に入れているようにする。
それだけでも、相手の無意識にあなたという人間のちょっとした特徴が刷り込まれているのだ。
全体のトータルコーディネートとしては5色以上は使わないという配色のルールを守る。
眼鏡やアクセサリーなどは、ゴールドやシルバーなどのメタル色を揃えておく。
基本、自分自身もプレゼンテーションの一部であり、
その場に存在する全てがコミュニケーションツールになることを忘れないでおこう。