セルフプロデュースですっきりボディを手にいれる①

結局のところ、服の着かたやコーディネートの際、女性が気にするのは、
「いかにスッキリみえるか」
「いかにスタイルよくみせるか」
に、尽きます。体型によっては、
「華奢すぎるので、ふくよかにみせたい」
という場合もあり得ますが、その場合はスッキリみせるコーディネートの逆のパターンを活用すればいい訳です。
というわけで、ここからはスッキリとスタイルよくみせるコーディネートのテクニック、つまり着やせのテクの基本として「プロポーションライン」の効果を紹介していきます。

■「からだの丸みを強調したくない」「スラリとみせたい」という場合……

縦のラインを強調するようなコーディネートを。たとえば、前身頃の縦のラインにボタンが並んでいるコートドレスなどは定番と言えそうです。縦にラインが入っていれば視線は上から下へ動き、横方向には視線が動かないのでほっそり、すっきりして見えるのです。いわば、視覚のトリックを利用するわけです。
図-02
(図)縦にスマートに見えるライン。(ex.コートやワンピースなど)

■「下半身をスッキリみせたい」という場合……
パンツスタイルを。足の太さがわからないというメリットもあるが、何よりパンツで縦のラインを作れるのですっきりと見えます。
図2
(図)下半身がスマートに見えるライン。(ex.パンツを着用する)

■「上半身」をスマートに見せたい場合……
前身頃にボタンが並ぶジャケットスタイルを選ぶこと。打ち合わせはダブルよりシングルのほうが、よりすっきりと見えます。ポケットがたくさんあるサファリジャケットなどは縦のラインがハッキリしなくなるのであまり効果的ではないでしょう。
-図3
(図)上半身がスマートに見えるライン。(ex.ブラウス、カーディガンなどを着用)

またはトップスに斜めに走るラインをつくるといいでしょう。たとえば、カシュクールデザインのセーターやブラウス、斜めにラインが入ったプリント柄も有効。着物も着合わせが斜めなのですっきりと見せる視覚効果が期待できます。ミスコンテストの出場者や政治家がつけるタスキも、実はすっきり見せるという効果を狙っています。
図4
(図)上半身がスッキリ見えるライン。(ex.カシュクールデザインのトップス、きものの打合せなど)