「マインドカラ―」とチャクラ

マインドカラ―の基本色は、レッド・オレンジ・イエロー・グリーン・ブルー・インディゴ/ネイビー・バイオレットの7パターン。これらの色は、人間のチャクラの色とも重なっているとされます。チャクラとはサンスクリット語でもともとの意味は「車輪・円」。ヒンズー教のヨガにおいては人間の頭部や胸部・腹部など7か所で、車輪のように回転しながら光を放っているとされる場所のことを指します。7つのチャクラは、それぞれがある周波数に同調し、1か所が1色、計7色の光を発していると考えられ、この光は別名「オーラ」。つまり、ヨガの考え方で言えば人間が持つ7色の光は人の身体や精神面と、とても深くつながっているわけです。自身のマインドカラ―を知ることで、現在の自分の体調やこころの状態を知る手がかりになりそうです。

ヨガ的な考え方と心理学を融合させたのが、カラ―メンタリズム。ここからは、カラ―メンタリズムによる7色それぞれの意味について解説します。

カラーメンタリズムに基づくオーラカラーの意味と活用法

●パワーレッド(第1チャクラ)……「エネルギーをくれる色」
ボトム・下着・パンプス・ペディキュアなどに赤を使う。
ただし、口紅やマニキュアはNG。
上半身に使うと意志の強さ・自信の強さを必要以上にアピールしてしまうので、下半身に。
そうすれば、さりげなく行動力・実行力につながり、女性らしさもアピールできる。

●オレンジ(第2チャクラ)……「コミュニケーションを助ける色」
繁栄と富・人生に多くの喜びを与える色。
男女間の肉体的なコミュニケーションを円滑にしてくれる色でもある。
創造力をかきたてて、楽しい時間を過ごしたいときにぴったりの色。

●イエロー(第3チャクラ)……「知性と思考・栄光と富の色」
ゲーテいわく「明るい黄色はおだやかで陽気、やわらかな刺激をもつ」。
しつこくなると理屈っぽくなったり、気分屋で情緒不安定になりやすくなるので要注意。
軽やかで心地よい黄色は好印象。派手だと嫌われる。

●グリーン(第4チャクラ)……「こころのリセット・再生・回復の色」
新芽の色で、新しいことのはじまりを予感させる希望の色。
ヒトやヒトの生き方に変化や成長をもたらす色でもある。
注意したいのは、若さと経験のなさをあらわす「青二才」のイメージを持つ色でもあること。

●ブルー(第5チャクラ)……「気持ちを鎮めてくれる色」
あせりやいらだちのあるときに、気分を落ち着かせる。
愛と平和を象徴し、誠実さや信頼を感じさせる色。
さびしさ・冷たさ・憂鬱・未熟さを表す色でもある。

●インディゴ/ネイビー(第6チャクラ)……「未来を見通す色」
高い霊性を象徴する「第3の目」を表す色。
献身・慈悲の色で、じぶんにも他人にも忠実であることを促す。
精神的な達成・洗練された魂のイメージにつながる。

●パープル(第7チャクラ)……「自身の潜在意識と深くかかわる色」
目に見えない世界。精神世界や宗教にかかわりを持つ。
愛情と冷静さを持ち合わせ、決してヒトには頼らない。
孤独を好み、現実世界から距離を置きたいと思っているときの色もある。

色の効果をさらにわかりやすくまとめたのが、次の表になります。たとえば、翌日のファッションコーディネートを決めるときの参考にしてみてください。インテリアのアクセントカラ―に使ってみるのもおすすめです。

表D【ラッキーチャンスを運ぶカラーメンタリズム>】
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