あなたのパーソナルカラーは?

さて、色を戦略的に利用したときの効果については十分お分かりいただけたと思います。ここからはじぶんに似合う色探しをはじめたいと思います。あなた自身の髪・瞳・肌の色に合わない色を身につけてしまうとイメージが暗くなってしまったり、実年齢より年上という印象を与えることがあるのです。まず、顔の印象に与える色の影響力についてまとめてみました。

表A【顔色の効果】
顔色の効果

[表A]を参照すれば色の影響力は一目瞭然でしょう。似合う色を着たときと似合わない色を着たときとでは、顔色が健康的か不健康かにはじまり、目の下のクマやシミ・シワを目立たせてしまうことすらあるわけです。「瞳に輝きがあり、生き生きとした表情である」と見られるか、「どんよりとした目つきで老けた印象である」なのか色選びによって格段に相違を見せるのです。実年齢より若く、肌も実際より美しくに見える効果も色の使い方しだいで可能だとわかれば、利用しない手はありません。

それでは、いよいよじぶんに似合う色探しです。 [表B]のそれぞれの項目で該当する言葉にチェックを入れてみてください。最もチェックが多かった項目があなたのカラ―タイプになります。診断の結果、「じぶんの好きな色と似合う色が違う!」という方は、要注意。いままで、好きで身につけていたアイテムが自身の魅力を損なう結果を招いている可能性があります。この表をもとに、自身のワードローブをチェックしたうえでコーディネートしてみてください。あなたを見る周囲の目が変わったり、自身のモチベーションが上がるなど、何らかの変化を感じていただけると思います。

表B【あなたに似合う色は?】
あなたに似合う色は-

表B 補足
●スプリングタイプはイエローベースで、明るく、若々しい色が似合うタイプ。
NGカラーはグレー・暗い色
●サマータイプはブルーベースでやわらかくて、エレガントな色が似合うタイプ。
NGカラーは原色・濃いめの色
●オータムタイプはイエローベースで落ち着きのあるナチュラルカラ―が似合うタイプ。
NGカラーはグレー・ピンク
●ウインタータイプはブルーベースでシャープではっきりした色が似合うタイプ。
NGカラーは茶系・オレンジ系

著者の友人は自身のパーソナルカラーを知った翌日、自身のカラータイプの服を着て出勤すると同僚に「何かいいことあったのか?」と声をかけられたそうです。おそらく、いつもよりも「いきいきと楽しそうである」という印象を相手に与えたのではないでしょうか。正しい「似合う色」を知り、活用することでうれしい体験が増えるのではないかと思うのですが、いかがですか?