出張や研修旅行のワードローブ
就職して、企業の一員になった後、出張や研修旅行など泊まりがけのビジネスシーンを体験することも。ビジネスウーマンへのアドバイスとしては、ジャケット1枚と、ボトムスはスカートとパンツを1着ずつ持っていくことをおすすめします。少ない荷物で着回しが効くので便利なのです。そのためにも、社会人になったとき、共布でジャケット+スカート+パンツのセットを購入しておくことをおすすめします。出張の際、スーツ1着でブラウスを替えるという方法もありますが、商談の相手や商談内容によってスカートとパンツを使い分ければ、より商談がスムーズにいきそうです。また、同行者がいた場合、「機転が効く」と好印象を与えられます。季節や訪問地によってはカーディガンが1枚あると温度調節ができます。また、仕事終わりの食事会でジャケットからカーディガンに着替えると、崩しすぎないラフな雰囲気が演出できます。出張の予定にちょっとした食事会が含まれている場合、フェミニン過ぎないウールのワンピースか、ブラウススーツ、セットアップなどを荷物に入れておくのもいいでしょう。
男性諸氏に気をつけていただきたいのが接待ゴルフや社内旅行など、私服になるシーンがある場合。たとえ、ビジネスの話が一切ない旅行だとしても、社内行事であることを忘れるのは御法度。社内でいままで築いてきた良いイメージをラフ過ぎる私服によって一瞬にして失う危険性があります。基本、襟があるシャツを着用して、カジュアルなジャケットも用意しておいて欲しいもの。ポロシャツでもいいのですが、糊やアイロンが効いたパリッとしたものが望ましいですね。中年になり、恰幅がいい方であればポロシャツよりも体のラインが隠せるシャツのほうがいいでしょう。海外出張などの場合、ホテルやレストランへ行く機会のことも考えて、カジュアルであってもネクタイとジャケットの用意は忘れずに。